Notionで期限切れタスクを洗い出す方法|フィルター・色分け・片付け方の完全手順

期限切れタスクは、見つけ方だけ覚えても片付きません。この記事は、Notionで期日管理をしていて「気づけば未完了が溜まっている」実務ユーザーに向けて、①自動で見つける→②色で気づく→③意思決定して片付けるという3段階の設計を、フィルター条件・数式・色分けのコピペ可能な手順と、溜まった分を仕分ける具体フローまで通しで解説します。
要点(TL;DR)
- 期限切れタスクの抽出条件は、どのテンプレートでも共通して「期日 が 今日より前」AND「ステータス が 完了以外」の2条件です。相対日付フィルターを使えば日付の手動更新は不要です。
- 「気づく」ための色分けは、Formula(数式)プロパティで
style()関数を使い、dateBetween()で出した「あと何日/何日超過」の値に応じて文字色・太字を変えるのが実用的です(Notionにはプロパティ値を基準に行の色を変える条件付き書式メニューはなく、色分けは数式側で作ります)。- 溜まった期限切れは「見える化」だけでは減りません。1件ずつ今すぐやる/再設定/委任/やらないの4択で仕分けるリカバリ手順が要ります。
- ただしどれだけ良いビュー・色分けを作っても、気づけるのは本人がNotionを開いたときだけです。社外のクライアントや取引先はこのビュー自体を見られません。
- Kapselとは、Notionの期日・担当者・ステータスを監視し、対象の相手にだけ自動でメールリマインドを送るツールです。 Notionを使わない社外の相手にも届き、受信者はワンクリックでステータスをNotionに書き戻せ、完了・入金済みには送りません。
結論:期限切れタスクは「①見つける→②気づく→③片付ける」の3段階で設計する
期限切れタスクの対策は、抽出・可視化・意思決定の3段階に分けると過不足なく設計できます。 多くの解説は「フィルター条件」や「色分けの設定」で止まりますが、それは最初の2段階にすぎません。見つけて赤く光らせても、1件ずつどう処理するかを決めなければ、期限切れは積み上がり続けます。
| 段階 | 目的 | 使うNotion機能 | この記事の該当セクション |
|---|---|---|---|
| ①見つける | 期限切れだけを自動抽出する | フィルター(相対日付)、ビュー | 抽出ビューの作り方 |
| ②気づく | 開いた瞬間に状態が分かる | Formula(style()・dateBetween())数式 |
数式での色分け |
| ③片付ける | 1件ずつ処理を決める | 4択の仕分け、週次レビュー | リカバリ手順 |
💡 ポイント:①②はNotionの標準機能だけで十分に作れます。つまずきが起きるのは、ほとんど③の「意思決定」と、「本人がビューを開かないと①②が発動しない」という開く前提の部分です。期日管理全体の設計はNotionの締切・期日管理の全体像も参照してください。
期限切れだけを自動で抽出するフィルタービューの作り方
条件は「期日 が 今日より前」+「ステータス が 完了以外」
期限切れタスクを抽出する基本条件は、「期日 が 今日より前」かつ「ステータス が 完了以外」の2つです。 期日が過去であっても完了済みのタスクまで拾うと、片付け終わった行がノイズとして混ざり、「本当に対応が必要な未完了」が埋もれます。完了を除外する一手間が、ビューの信頼性を決めます。
テーブルビューを複製し、以下のフィルターを設定します。
- ビュー右上の「フィルター」をクリックする
- 「期日」プロパティを選び、条件を「日付 → 以前 → 今日」にする
- 「+ フィルターを追加」→「ステータス」を選び、「次と一致しない → 完了」にする(ステータスが複数ある場合は「完了以外」を指定)
- 2条件を「すべてに一致(AND)」でつなぐ
これで「期日を過ぎた未完了タスク」だけが残ります。
⚠️ 注意:ステータスを「完了と一致しない」ではなく「進行中と一致する」で組むと、
未着手や保留など別のステータスが抜け落ちます。除外(完了以外)で組むほうが、ステータスを増やしても取りこぼしが起きません。
相対日付フィルターを使えば日付を手動更新しなくて済む
相対日付フィルター(今日・今週・今月)を使うと、基準日が毎日自動でずれるため、日付を手で入れ直す必要がありません。 「2026年10月28日より前」のように固定日付で組むと、翌日には条件が古くなり、ビューは使い物になりません。「今日」という相対指定なら、Notionが毎日の基準日を自動更新します。
| フィルターの組み方 | 挙動 | メンテナンス |
|---|---|---|
| 固定日付(例: 10/28以前) | 指定日を基準に固定 | 毎日手動で更新が必要 |
| 相対日付「今日」以前 | 基準日が毎日自動でずれる | 不要(放置してよい) |
相対日付は、期日プロパティの条件で「以前」を選んだあと、日付の指定欄で「今日」を選ぶと有効になります。これで一度作れば、翌朝も翌月も同じビューがそのまま機能します。
開始日(着手予定)と締切日を分けて「今やるべき」と「まだ先」を区別する
締切日とは別に「開始日(着手予定日)」プロパティを持たせると、「期日は先だが今日から着手すべきタスク」と「まだ手を付けなくてよいタスク」をビューで分離できます。 締切日だけで管理すると、締切当日まで画面に現れず、直前に慌てる構造になります。着手予定日を持たせ、「着手予定 が 今日以前」でフィルターすれば、前倒しの着手を促せます。
- 締切日(Due): いつまでに終えるか。期限切れ判定に使う。
- 開始日(Start/着手予定): いつから手を付けるか。「今日やるべき」の抽出に使う。
この2軸を持つと、期限切れビューとは別に「今日着手すべきビュー」を併設でき、そもそも期限切れになる前に拾えます。期日設計の考え方の全体像は締切・期日管理の全体設計にまとめています。
「今日」「今週」に迫る期日だけを表示するフィルタービュー
相対日付「今日」「今週」の設定手順
「今日締切」「今週締切」のビューは、相対日付フィルターの範囲指定だけで作れます。 期限切れ(過去)だけでなく、これから迫る期日を分けて見ると、受け身の消火から前倒しの運用に変わります。
| ビュー | フィルター条件 | 用途 |
|---|---|---|
| 期限切れ | 期日 が 今日より前 + 完了以外 | 取りこぼしの回収 |
| 今日締切 | 期日 が 今日と一致 + 完了以外 | 本日の確定タスク |
| 今週締切 | 期日 が 今週 + 完了以外 | 直近の段取り |
| 今月締切 | 期日 が 今月 + 完了以外 | 月単位での段取り・棚卸し |
設定は、期日プロパティのフィルターで「今日」「今週」「今月」のいずれかを選ぶだけです。いずれも相対指定なので、基準日は自動で更新されます。
期限切れビュー・今日ビュー・今週ビューを並べて1つのダッシュボードにする
3つのビューを1ページに並べると、「回収すべき過去/確定した今日/準備する今週」が一画面で把握できる運用ダッシュボードになります。 ビューを個別に作って放置すると、どれを開けばいいか分からず結局開かなくなります。1ページに集約するのが運用を続けるコツです。
同じデータベースに対して「リンクドビュー(データベースのリンク)」を3つ貼り、それぞれに上表のフィルターを適用します。並べ方の一例は次のとおりです。
┌─────────────────────────────────────────────┐
│ 📌 タスク・ダッシュボード │
├───────────────┬───────────────┬─────────────┤
│ 🔴 期限切れ │ 🟡 今日締切 │ 🟢 今週締切 │
│ (要回収) │ (今日やる) │ (準備する) │
│ ・企画書 -3d │ ・A社返信 0d │ ・請求書 +3d │
│ ・B社見積 -1d │ ・レビュー 0d │ ・定例 +5d │
└───────────────┴───────────────┴─────────────┘
💡 ポイント:ボードは左から「過去→今日→未来」の時間順に並べると、視線の流れと優先順が一致して直感的です。期限切れ列が常に左端にあると、毎朝まず回収から入る習慣がつきます。
期限超過を一目でわかるようにする数式での色分け・バッジの使い方
Formula(数式)プロパティで期限切れの行にバッジを付ける設定手順
Notionには、他のプロパティの値を基準に行やカードの色を自動で変える「条件付き書式」メニューはありませんが、Formula(数式)プロパティでstyle()関数を使うと、同じ見た目を数式側で作れます。 フィルターで抽出したビューの中でも、超過が深いものをバッジ色で際立たせると、スキャンだけで優先度が分かります。
- データベースに「数式」タイプのプロパティを追加する
- 期日とステータスを比較する条件式を書く(次項の
dateBetween()を使用) style()関数で、条件に応じて文字色・太字を指定する(例: 超過なら赤+太字)- 結果の数式列をビューに表示する(ボードビューではカードにも反映される)
ステータス(Select/Status)プロパティそのものにも、選択肢ごとに固定の色を割り当てられます。「未着手=グレー」「進行中=黄」のような静的な色分けはそちらで十分ですが、「期日を過ぎたら赤」のように別のプロパティ(期日)を基準に動的に変えるには、数式とstyle()の組み合わせが必要です。
⚠️ 注意:数式の条件分岐に「ステータスが完了」の除外を入れないと、完了したタスクにも超過バッジが残り続けることがあります。次項の数式の冒頭で完了を除外しておくと、片付け済みの行が光り続ける事故を防げます。
dateBetween()数式で「あと何日/何日過ぎたか」を自動表示する
dateBetween()関数を使うと、今日と締切日の差を日数で算出し、「あと3日」「2日超過」といった表示を自動で作れます。 色だけでは「どれだけ過ぎたか」の度合いが分かりません。数値を添えると、同じ赤でも「1日超過」と「30日放置」を区別できます。
基本形は、今日(now())と期日(prop("期日"))の差を日数で取るものです。
dateBetween(prop("期日"), now(), "days")
この結果は、期日が未来ならプラス(残り日数)、過去ならマイナス(超過日数)になります。これを人が読みやすい文言に変換するには、ifで符号を分岐させます。
if(
prop("ステータス") == "完了",
"✅ 完了",
if(
dateBetween(prop("期日"), now(), "days") < 0,
style("🔴 " + format(abs(dateBetween(prop("期日"), now(), "days"))) + "日超過", "red", "b"),
"🟢 あと" + format(dateBetween(prop("期日"), now(), "days")) + "日"
)
)
超過側の文言をstyle()で囲むと、文字そのものが赤・太字で表示されます。これが、前項で触れた「数式で色分けを作る」の具体的な書き方です。
💡 ポイント:数式の冒頭でまず「完了なら表示しない」を分岐させておくと、完了タスクに超過ラベルが付く事故を防げます。関数の綴りや応用例はNotion数式チートシートでまとめて確認できます。
期限前(通常)・当日(注意)・超過(警告)の3段階で色のルールを決める
色は増やすほど意味が薄れるため、「通常・注意・警告」の3段階に絞るのが実用的です。 信号機と同じ3色に対応させると、説明なしで誰にでも伝わります。
| 状態 | 条件(dateBetweenの値) | 色 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 通常 | 1以上(期日が未来) | 🟢 緑/グレー | まだ余裕がある |
| 注意 | 0(当日) | 🟡 オレンジ | 今日が締切 |
| 警告 | マイナス(超過) | 🔴 赤 | 期限切れ・要対応 |
| 除外 | ステータスが完了 | 色なし | 対象外 |
この4分類のうち「除外(完了)」を必ず設けるのが、後述する事故防止の肝です。
放置が積み上がったときのリカバリ手順(期限切れタスクの片付け方)
ここからがこの記事の核心です。多くの整理Tipsは「アーカイブしましょう」で終わり、1件ずつどう判断するかの意思決定プロセスまで踏み込みません。溜まった期限切れは、見える化ではなく仕分けの手順で減らします。
まず期限切れビューに全件を集める
片付けの第一歩は、散らばった期限切れを前述の「期限切れビュー」に全件集め、総量を直視することです。 どれだけあるか分からないまま個別対応を始めると、終わりが見えず手が止まります。まず母数を確定させます。このとき、ビューを「期日の古い順(昇順)」でソートしておくと、放置が深いものから処理できます。
1件ずつ「今すぐやる/再設定/委任/やらない」の4択で仕分ける
期限切れの各タスクは、1件ずつ「今すぐやる・再設定・委任・やらない」の4択のいずれかに必ず振り分けます。 「あとで考える」を許すと、それ自体が新しい放置になります。判断は数秒で下し、迷ったら「再設定」に逃がして前に進みます。
| 選択肢 | 判断基準 | Notion上の操作 |
|---|---|---|
| 今すぐやる | 2〜3分で終わる、または今日中に必須 | その場で着手→完了にする |
| 再設定 | 必要だが今日はやらない | 期日を現実的な日付に引き直す+着手予定日を入れる |
| 委任 | 自分以外が担当すべき | 担当者を変更し、相手に依頼が伝わる状態にする |
| やらない | もう不要・状況が変わった | アーカイブ用ステータスへ移すか削除する |
💡 ポイント:4択に「やらない」を明示的に含めるのが重要です。期限切れが溜まる原因の多くは、やる前提のまま判断を保留し続けることにあります。「やらない」と決めてアーカイブする権限を自分に与えると、母数が一気に減ります。放置が生まれる構造そのものはタスクが放置される原因で分析しています。
再設定後は着手日(開始日)を入れ直し、二度目の積み上がりを防ぐ
「再設定」を選んだタスクは、締切日だけでなく着手予定日(開始日)も必ず入れ直します。 締切だけを先送りすると、また締切当日まで画面に現れず、同じ放置が再発します。着手予定日を今日〜数日後に置けば、締切より前に「今日やるべきビュー」へ姿を現し、二度目の積み上がりを防げます。これが前段で開始日プロパティを用意した理由です。
週次の棚卸しルールにして再発を防ぐ
一度片付けても仕組みがなければ必ず再発するため、週に一度、期限切れビューを空にする棚卸しを固定の習慣にします。 曜日と時間を決め(例: 毎週金曜の夕方15分)、その時間に期限切れビューを開いて4択の仕分けを回します。溜まる前に小さく回すほど、1回あたりの負担は軽くなります。繰り返しの運用設計は定期・繰り返し通知の考え方も参考になります。
それでも残る限界:本人がNotionを開かないと気づけない
どれだけ良いビュー・色分けを作っても、見るのは本人が開いたときだけ
ここまでのフィルター・色分け・数式は、すべて「Notionを開いた人を助ける」仕組みであり、「開かない人に届ける」仕組みではありません。 赤く光る期限切れビューも、週次レビューのルールも、本人がそのページを開いて初めて機能します。開かなければ、どれだけ精巧に作っても0のままです。
忙しくて積み上がる時期ほどビューを開かない、という逆説
期限切れが最も溜まるのは立て込んでいる時期ですが、その時期ほど人はNotionを開く余裕を失います。 チェックが最も必要なタイミングで、チェックが最も行われない——この逆説が、見える化だけでは期限切れがなくならない構造的な理由です。また、Notionの標準機能には「期限を過ぎても未完了なら継続的に再通知する」督促の仕組みがなく、通知は一度きりが前提です。原因を過去から分析した整理は締切が守れない原因で扱っています。
社外のクライアント・取引先はこのビュー自体を見ることができない
クライアント・外注先・取引先といった社外の相手は、多くの場合Notionアカウントを持たないため、期限切れビューそのものを見られません。 素材の提出待ち、確認待ち、入金待ちは、こちらのデータベースが何色に光っていようと相手の画面には一切映りません。GASやSlack連携で超過を検知して通知する方法もありますが、それも届く範囲は社内・Slackを見る人に限られ、社外やNotion非利用者には到達しません。
| 通知手段 | 届く相手 | 社外・Notion非利用者 | 完了後の送信停止 |
|---|---|---|---|
| Notion標準リマインダー | Notionアカウント本人 | 届かない | - |
| Slack連携(自作含む) | Slackを見る社内メンバー | 届かない | 作り込み次第 |
| GAS等の自作オートメーション | 実装した範囲(主に社内) | 原則届かない | 自前実装が必要 |
| メールで外へ届ける仕組み | 社内+社外(ログイン不要) | 届く | 仕組みで制御可 |
Notion標準リマインダーの基本はNotionリマインダーの使い方、期日の自動通知は期日の自動通知にまとめています。
Notionの外まで届ける:社外にも届き、ワンクリックでステータスが書き戻る仕組み(Kapsel)
メールで気づける仕組みに変える(ログイン不要)
Kapselは、Notionの期日・担当者・ステータスを監視し、期限が近い・または過ぎたタスクについて対象の相手にだけ自動でメールを送ります。 受信者はNotionアカウントもログインも不要で、メールを受け取るだけで気づけます。前段の「本人がNotionを開かないと気づけない」という限界を、通知を外へ押し出すことで埋める役割です。
さらに、メール内のボタンを受信者がワンクリックすると、その内容がNotionのステータスに書き戻ります。相手の対応がそのままデータベースに反映されるため、確認のための往復が減ります。
完了・入金済みには送らない事故防止
Kapselは、ステータスが完了・入金済みのタスクには通知を送りません。 前段の色分け数式で「完了をバッジの対象から外す」のと同じ思想を、送信側でも徹底する設計です。すでに対応が済んだ相手に督促メールが飛ぶ事故を、仕組みとして防ぎます。
期限超過の督促・対象の絞り込み・定期便で運用を仕組み化する
Kapselには、期限超過の督促(過ぎたものへの継続的なリマインド)、対象の絞り込み、定期便、送信記録、差し込み変数といった運用機能があります。 Notion標準にない「過ぎても未完了なら送り続ける」督促を自動化でき、対象の絞り込みで送る相手を限定、定期便で曜日・頻度を固定できます。差し込み変数で宛名や金額を1件ずつ差し替えられ、送信記録でいつ誰に送ったかを後から確認できます。
- 期限超過の督促: 一度きりでなく、未完了が続く間リマインドする。
- 対象の絞り込み: 特定の担当・ステータス・条件に合うものだけ送る。
- 定期便: 週次など決めた頻度で自動送信する。
- 送信記録/差し込み変数: 送信履歴の確認と、宛名・期日・金額などの差し込み。
- Pro: 複数のNotionワークスペースと、差出人ブランディング(会社名・署名・ロゴ)。
Notionを使わない社外の相手への到達はNotionを使わない相手に通知を届ける、担当者への自動リマインド設計は担当者への自動リマインドでも詳しく扱っています。
💡 ポイント:料金はFree ¥0(無料プランは0円でずっと利用可)、Standard ¥1,980、Pro ¥4,980(いずれも税込)です。まず無料でメール到達と書き戻しを試し、本格運用でStandard以上に切り替える流れが現実的です。
まとめ:見つける・気づく・片付けるの型+Notionの外への接続
Notionの期限切れタスク対策は、次の3段階で設計すると過不足がありません。
- 見つける: 「期日 が 今日より前」+「ステータス が 完了以外」を相対日付フィルターで組み、期限切れ・今日・今週の3ビューをダッシュボードに並べる。
- 気づく: Formula(数式)プロパティで
style()を使い、通常・注意・警告の3色とdateBetween()で「あと何日/何日超過」を自動表示する。完了は色・計算の両方から除外する。 - 片付ける: 溜まった分は1件ずつ「今すぐやる/再設定/委任/やらない」の4択で仕分け、再設定時は着手日を入れ直し、週次棚卸しで再発を防ぐ。
ただし、①②③はすべて本人がNotionを開くことが前提で、社外の相手はビュー自体を見られません。この構造的な空白を、メールで外へ届け、ワンクリックでNotionに書き戻すKapselが埋めます。進捗の可視化全般は進捗管理の設計、すぐ使える雛形は期日・担当・ステータス付きの無料タスクテンプレから始められます。
よくある質問
Notionで期限切れタスクだけを抽出するフィルターの条件は?
「期日 が 今日より前」と「ステータス が 完了以外」の2条件をAND(すべてに一致)で組みます。完了を除外しないと片付け済みの行が混ざるため、除外は必須です。日付は固定値でなく相対日付「今日」を使うと、基準日が毎日自動で更新されます。
Notionで期限が過ぎたタスクの色を自動で変える方法は?(数式でのバッジ付け)
Notionには他のプロパティの値を基準に行の色を自動で変える条件付き書式メニューはないため、Formula(数式)プロパティでstyle()関数を使い、dateBetween()で出した超過日数などに応じて文字色・太字を指定します。「通常=緑/グレー」「当日=オレンジ」「超過=赤」の3段階に絞ると直感的です。数式の条件分岐に完了の除外を入れておくと、片付け済みの行にバッジが残りません。
Notionで「今日」「今週」締切のタスクだけを表示するには?
期日プロパティのフィルターで、相対日付「今日」または「今週」を選びます。これに「ステータス が 完了以外」を加えると、対応が必要なものだけが残ります。相対日付なので基準日は自動更新され、一度作れば毎日そのまま使えます。
NotionのdateBetween関数で残り日数・経過日数を表示する方法は?
dateBetween(prop("期日"), now(), "days")で今日と期日の差を日数で取得できます。結果が正なら残り日数、負なら超過日数です。ifで符号を分岐し、「あと◯日」「◯日超過」の文言に変換すると読みやすくなります。綴りや応用はNotion数式チートシートで確認できます。
Notionで期限切れタスクが溜まったときの片付け方・優先順位のつけ方は?
まず期限切れビューに全件を集め、古い順に並べます。次に1件ずつ「今すぐやる/再設定/委任/やらない」の4択に振り分け、保留を作らないのがコツです。再設定したものは着手予定日も入れ直し、週に一度の棚卸しで再発を防ぎます。
Notionで期限切れを検知してSlackに通知する方法は?
GAS(Google Apps Script)やZapier等でNotion APIを定期的に叩き、「期日が過去かつ未完了」の行を検出してSlackのWebhookに送る実装が一般的です。ただし届く範囲はSlackを見る社内メンバーに限られ、Notionやそのチャンネルを見ない社外の相手には到達しません。
Notionのタスクが完了しても通知や色分けが止まらないのはなぜ?
色分けや通知の条件に「完了を除外する」分岐を入れていないためです。色分け用の数式にステータスの完了判定を入れていないと完了タスクにもバッジが残り、自作通知も完了判定を入れないと送り続けます。色・数式・送信のそれぞれで完了を除外しておくことが事故防止になります。
Notionで開始日と締切日を分けて管理するには?
日付プロパティを2つ用意し、片方を「締切日(Due)」、もう片方を「開始日(着手予定)」として使い分けます。締切日は期限切れ判定に、開始日は「今日やるべきビュー」の抽出に使います。これにより、締切直前まで画面に現れず慌てる状態を避けられます。
Notionを使わない取引先・社外の相手に期限切れを伝えるにはどうすればいい?
社外の相手はNotionアカウントを持たないことが多く、ビューや標準通知の対象外になります。メールで外へ届ける仕組みが必要で、Kapselはログイン不要のメールで社外にも届き、受信者のワンクリックでステータスがNotionに書き戻ります。詳細はNotionを使わない相手への通知を参照してください。
補足・注記
- 公開日: 2026年10月28日。本記事のNotionの機能・画面名称(フィルター、相対日付、Formula(数式)プロパティ、
style()・dateBetween()等)は執筆時点の仕様に基づきます。Notionのアップデートにより名称・手順が変わる場合があります。最新の仕様は Notion 公式ヘルプを参照してください。 - 数式の記法(
dateBetween/now()/format()/abs()等)は一般的な利用範囲を示したもので、実際の記述はプロパティ名やワークスペースの設定に合わせて調整してください。 - GAS(Google Apps Script)・Slack・Zapier 等の外部連携は各サービスの提供機能であり、仕様・提供状況は各社の公式情報に従います。
- Kapsel の機能(期日・担当・ステータスの監視、社外へのメール通知、ワンクリックでの書き戻し、完了・入金済みの除外、期限超過の督促、対象の絞り込み、定期便、送信記録、差し込み変数、Proの複数ワークスペース・差出人ブランディング)および料金(税込: Free ¥0/Standard ¥1,980/Pro ¥4,980)は執筆時点のものです。


