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ブログ / リマインダー・期日・通知

公開 2026年8月9日 ・ 約12分で読めます

Notion→Slack通知の設定方法。届かない相手(Slackを開かない人・社外)にはどうする?

NotionのタスクDBの更新がSlackの社内メンバーには届く一方、Slackを持たない社外の相手には届かず、緑のカプセルを介してメールで届けてNotionに書き戻す様子を表したイラスト

この記事の要点(TL;DR)

  • NotionからSlackへ通知を送る標準的な方法は主に2つ。「設定→通知と設定→Slack通知」でメンションをSlackに転送する方法と、データベースの「オートメーション」で『Slack通知を送信』アクションを使う方法である。
  • どちらも便利だが、通知が届くまで数分(約5分)のタイムラグがあり、全更新に通知が飛びやすく「多すぎて煩わしい」、設定にはフルアクセス権限やエンタープライズでは管理者許可が要る、といった制約がある。
  • 標準連携は**「本人がSlackを見ている社内メンバー」向け**。Slackを開かない人や、Slackアカウントを持たない社外(クライアント・取引先・受講者)には構造的に届かない。
  • Kapselとは、Notionの期日・担当・ステータスを監視し、Slackを使わない社外の相手にもメールで自動リマインドを送り、受信者のワンクリックでNotionのステータスに書き戻せる通知ツールです。完了・入金済みには送りません。
  • 使い分けの結論は、社内のリアルタイム共有はSlack連携、社外・非Notionユーザーへの確実な到達と督促はメール。

NotionとSlackを連携すれば、Notionの更新やメンションをSlackで受け取れます。この記事は、その標準的な設定方法を手順つきで整理したうえで、多くの解説が触れない「Slackを開かない同僚」「Slackアカウントを持たない社外」にどう届けるか、という実務の詰まりどころまでを第三者視点で客観的にまとめたものです。

結論を先に言えば、Notion標準のSlack通知は「Slackを日常的に開いている社内メンバー」に最適化された機能です。まずその手順と限界を正しく押さえ、そこから外れる相手にはメールという別レイヤーを足す——という二段構えが要点になります。


目次
  • 結論: Notion標準のSlack通知は『本人がSlackを見ている社内メンバー』向け
  • NotionからSlackへ通知を送る2つの標準的な方法
  • 設定でつまずきやすいポイント
  • ここが限界: Slackを開かない人・Slackアカウントがない社外には届かない
  • Slackを開かない人・Notionを持たない社外にはメールで届ける
  • 使い分けの考え方: 社内はSlack、社外・非Notionユーザーはメール
  • よくある質問(FAQ)
  • 補足・注記

結論: Notion標準のSlack通知は『本人がSlackを見ている社内メンバー』向け

最初に全体像を押さえます。NotionのSlack通知は、Slackにログインし、対象のチャンネルを見ている相手に情報を届ける機能です。裏を返すと、Slackを開かない人・Slackアカウントを持たない相手には、設定を正しく行っても届きません。

相手 標準のSlack通知は届くか 理由
Slackを日常的に開く社内メンバー 届く Slackアカウントを持ち、チャンネルを見ているため
Slackをあまり開かない社内メンバー 実質届きにくい 通知が積み上がり、本人が見に来ないと埋もれるため
Slackを使わない社外のクライアント・取引先 届かない Slackアカウントもチャンネルも持たないため
Slackも Notionも使わない受講者・顧客 届かない 通知を受け取る受け皿が存在しないため

💡 ポイント:Slack通知は「送達経路」がSlackに固定されます。相手がSlackを見ていることが前提の機能なので、宛先がその前提から外れるかどうかを最初に見極めると、設定に時間をかける前に向き不向きが判断できます。


NotionからSlackへ通知を送る2つの標準的な方法

NotionからSlackへ通知する標準的な方法は、大きく2系統に分かれます。目的が違うため、まず違いを表で押さえます。

方法 何が通知されるか 向く用途
Slack通知連携(設定→通知と設定) 自分宛ての@メンション、コメントでの言及 自分への言及をSlackで見逃したくない個人向け
データベースのオートメーション ページ追加・プロパティ変更などのDB更新 チーム全体で案件の動きを共有したいDB向け

💡 ポイント:前者は「自分への通知をSlackに転送する」個人設定、後者は「特定データベースの変化をチャンネルに流す」チーム設定です。両方を組み合わせると、個人宛ての言及とDBの動きの両方をSlackで受け取れます。

メンションをSlackで受け取る設定(設定→通知と設定→Slack通知)

自分宛ての@メンションやコメントでの言及をSlackで受け取りたい場合は、個人の通知設定からSlackを連携します。これは「Notion内で自分に届く通知を、Slackにも転送する」設定です。

  1. Notion左サイドバーの「設定」を開く。
  2. 「通知と設定」(アカウントの通知設定)を開く。
  3. 「Slack通知」の項目でSlackワークスペースとの連携を開始する。
  4. Slack側で表示される連携の許可(アクセス権のリクエスト)を承認する。
  5. どの通知をSlackへ送るか(自分宛ての@メンション、コメントでの言及など)を選ぶ。

連携すると、ページやコメントで自分が@メンションされたときに、Slackのダイレクトメッセージ(Notionアプリからの通知)としても受け取れるようになります。Notionを開いていないときの見逃し防止に向いた設定です。

⚠️ 注意:この連携で届くのは、あくまで「自分宛ての通知」です。チーム全員に共有したいDBの更新を流す用途では、次のオートメーションを使います。個人設定とDB設定は別物である点を混同しないようにします。

データベースのオートメーションで自動通知する(ページ追加・プロパティ変更をトリガーに)

特定のデータベースの動き(新しいページの追加、ステータスなどのプロパティ変更)をSlackチャンネルへ流したい場合は、データベースの「オートメーション」機能を使います。トリガー(きっかけ)とアクション(動作)を組み合わせて設定します。

  1. 対象のデータベースを開き、右上の稲妻(⚡)アイコンの「オートメーション」を開く。
  2. 「新規オートメーション」を作成し、名前をつける。
  3. トリガーを選ぶ(例:「ページが追加されたとき」「特定のプロパティが編集されたとき」)。プロパティ変更なら、どのプロパティ・どの値への変化かを条件に指定できる。
  4. アクションとして「Slack通知を送信」を追加する。
  5. 通知を送るSlackチャンネルを選び、必要に応じて連携を許可する。
  6. メッセージ本文を整え、保存する。

例えば「ステータスが『依頼中』に変わったら、指定チャンネルにSlackメッセージを送る」といった自動通知が組めます。担当者の割り当てや期日プロパティの変更をトリガーにすることも可能で、チームで案件の動きを追う用途に向きます。

💡 ポイント:オートメーションは「DBの変化 → Slackへ通知」を無人で回せる一方、条件を広く取ると通知が増えすぎます。トリガーは「本当に共有すべき変化」(例:特定ステータスへの遷移)に絞るのが、後述の通知過多を避けるコツです。

なお、この記事はSlack通知に絞っていますが、Notion単体でのメール/プッシュ通知やリマインダーの基本設定はNotionリマインダーの使い方完全ガイド、通知が来ないときの切り分けはNotionの通知が来ない原因と対処法で扱っています。

併せて知りたい: Slack→Notion方向の逆連携もできる

NotionからSlackへの通知だけでなく、逆方向(Slack→Notion)の連携も用意されています。用途に応じて併用すると、Slackを起点にNotionを更新できます。

  • Slackからデータベースに項目を登録:Slackの連携機能から、メッセージやショートカットでNotionデータベースに新しい項目(ページ)を追加できる。
  • リンクプレビューの貼り付け:SlackにNotionページのURLを貼ると、タイトルや概要が展開されたリンクプレビューとして表示される。

⚠️ 注意:Slack→Notion方向は「項目の登録」や「プレビュー表示」が中心で、Slack上のやり取りがNotionのステータスや担当・期日といったプロパティを自動で書き換えるわけではありません。Slack側のスレッド返信は、あくまでSlack内・またはNotionのコメント欄への反映にとどまる点は後述します。


設定でつまずきやすいポイント

Slack通知は設定自体は難しくありませんが、運用に入ると共通のつまずきが出ます。代表的な3点を整理します。

通知が届くまで数分のタイムラグがある

NotionからSlackへの通知は、更新した瞬間ではなく、数分(記事によっては「約5分後」と案内される)遅れて届くことがあります。これは不具合ではなく、通知の配信タイミングによる仕様に近い挙動です。

  • Notion内の更新から、Slackへメッセージが届くまで数分のずれが生じることがある。
  • そのため、「今すぐ相手に気づかせたい」即時性が絶対の連絡(当日の直前リマインドなど)には、遅延を見込んだ運用が必要になる。

⚠️ 注意:数分の遅延は、社内の非同期共有では問題になりにくい一方、締切直前の督促や当日確認のように「秒単位で確実に届いてほしい」用途では前提が崩れます。即時到達が必須の連絡は、遅延仕様のある経路に依存しない設計にします。

通知が多すぎて埋もれる/重要な更新が流れる

標準のオートメーションは、条件を広く設定するとあらゆる更新に通知が飛びやすく、チャンネルが通知で埋まって「多すぎて煩わしい」状態になりがちです。結果として、本当に重要な更新が大量の通知に流されて見落とされます。

症状 よくある原因 対処の方向性
チャンネルが通知だらけ トリガー条件が広い(全プロパティ変更で発火など) トリガーを特定ステータス・特定条件に絞る
重要な更新が埋もれる 通知の重要度が区別されていない 重要な変化だけ別チャンネルへ分ける
細かい編集まで通知される 標準連携はフィルタリングが限定的 Make / GAS 等の外部ツールで条件フィルタを挟む

通知量を絞り込みたい場合、標準機能のトリガー条件だけでは足りず、Make(旧Integromat)やGoogle Apps Script(GAS)などの外部ツールで「特定条件のときだけSlackに送る」フィルタリングを自作する事例もあります。ただし、これらは設計・保守の手間が別途かかります。手段ごとの比較は通知自動化ツールの比較で整理しています。

💡 ポイント:通知過多の根本原因は「送りすぎ」です。標準機能では『どの変化を送るか』の絞り込みが中心で、『どの変化を送らないか』(完了済みを除外するなど)の設計は手薄になりがちです。この観点は後半で詳しく扱います。

フルアクセス権限がない・エンタープライズ制限で設定できない

Slack連携やオートメーションの設定には、権限まわりの前提があります。設定画面が出てこない・連携できない場合、多くはここが原因です。

  • フルアクセス権限が必要:データベースのオートメーションやSlack連携の設定には、対象に対する編集・共有相当(フルアクセス)の権限が要る。閲覧・コメント権限だけでは設定できない。
  • エンタープライズプランでは管理者の許可が必要:組織のセキュリティ設定により、外部連携(Slack等のインテグレーション追加)が管理者の承認制になっている場合がある。個人では連携を完了できないことがある。

⚠️ 注意:権限やプランの制約で連携できない場合、手順を繰り返しても解決しません。まず自分がフルアクセス権限を持っているか、組織側で外部連携が制限されていないかを確認し、必要なら管理者に許可を依頼します。


ここが限界: Slackを開かない人・Slackアカウントがない社外には届かない

Slackを開く社内メンバーには通知が届き、Slackアカウントを持たない社外の相手には届かない境界を、メールが越えて届く様子を表したイラスト

設定を正しく終えても、Slack通知には構造的な限界があります。ここは多くの解説が前提を置かず素通りする領域ですが、実務では最もつまずくポイントです。

Slackを使わないクライアント・取引先には通知できない(招待してNotionを使わせるしかない)

Slack通知は、受け手がSlackアカウントを持ち、対象のチャンネルに参加していることが前提です。したがって、Slackを使っていないクライアント・取引先・受講者には、Notionの更新をSlackで知らせることはできません。

  • 社外の相手にSlackで届けるには、相手を自社のSlackや共有チャンネルに招待し、Slackを使ってもらう必要がある。
  • 同様に、Notionの更新をNotion側で知らせようとすると、相手をゲスト招待してNotionを開いてもらう前提になる。
  • どちらも「相手に新しいツールを使わせる」ことが条件になり、Notionもツールも使わない相手には現実的でない。

つまり、社外へ進捗を知らせる標準的な選択肢は「相手にSlackかNotionを使わせる」ことに集約され、それができない相手には届ける手段が残りません。相手にツールを使わせずに届ける方法はNotionを使わない取引先にリマインドを送る方法で詳しく扱っています。

期限超過の自動督促は標準機能だけでは組みにくい(ボタン操作や外部ツールが必要になりがち)

「期限を過ぎたタスクだけ自動でSlackに督促する」——実務でよくある要望ですが、標準機能だけでは組みにくいのが実情です。

  • Notionのオートメーションのトリガーは「プロパティが変更されたとき」などの変化が中心で、「期日を過ぎた」という時間経過そのものを直接のトリガーにしにくい。
  • 期限超過の判定によく使う数式(フォーミュラ)プロパティを、オートメーションのトリガーに直接指定できないという制約がある。
  • そのため、実際には「ボタンを押したら督促を送る」手動操作や、GAS・Makeなどの外部ツールで日次チェックを回す“力技”で妥協する解説が多く、標準機能だけで期限超過を完全自動で督促するのは難しいのが実情です。

⚠️ 注意:期限超過の自動督促は、標準機能だけでは「実質不可能に近い」領域です。日付・数式を条件に無人で督促を回したい場合は、この判定を標準で持つ仕組みが要ります。Notion単体での期日通知の自動化の全体像はNotionの期日リマインドを自動化する方法で比較しています。

SlackのReplyはコメントへの返信止まり。Notionのステータス自体は変わらない

「双方向連携」を掲げる解説もありますが、標準連携の“双方向”は限定的です。Slack側でできるのは、多くの場合Notionのコメントスレッドへの返信までで、Notionの本体プロパティは書き換わりません。

操作 標準連携でできること できないこと
Slackで通知を受け取る メンション・DB更新の受信 —
Slackから返信する Notionのコメント欄への返信反映 ステータス・担当・期日プロパティの更新
進捗を前に進める (手動でNotionを開いて更新) Slackの操作だけでプロパティを書き換える

💡 ポイント:Slackのスレッド返信は「会話の続き」であって「タスクの状態変更」ではありません。ステータスや担当を進めるには、結局だれかがNotionを開いて手で更新する必要があります。相手のワンクリックでプロパティ自体を書き換える双方向は、標準連携の範囲外です。


Slackを開かない人・Notionを持たない社外にはメールで届ける

Kapselの仕組み。Notionの期日・担当・ステータスを監視し、社内と社外の両方へメールで届け、完了したタスクには送らず、ワンクリックでNotionに書き戻す双方向の流れを表したイラスト

Slack通知の限界(Slackを開かない人・社外に届かない、期限超過の督促を組みにくい、返信がプロパティに戻らない)は、Notionの期日を「誰でも受け取れるメール」へ持ち出す外向きの通知で解けます。ここでは、その手段としてKapselがどう対応するかを客観的に整理します。

Kapselとは、Notionのデータベースにある期日・担当・ステータスを監視し、Slackやアカウントを持たない社外の相手にもメールで自動リマインドを送り、受信者のワンクリックでNotionのステータスに書き戻せる通知ツールです。API・GAS・Makeの構築は不要で、Notionを接続して使います。

期日・担当・ステータスの変化を検知してメールで自動リマインド

Kapselは、Notionのデータベースの期日・担当・ステータスを監視し、条件に応じてメールで自動リマインドします。届く先はSlackを開かない社内メンバーだけでなく、SlackアカウントもNotionアカウントも持たない社外の相手を含みます。受信者はメールを受け取るだけでよく、SlackやNotionへのログインは不要です。これにより、「相手にSlackかNotionを使わせるしかない」という標準連携の前提を、メールという誰もが持つ経路で越えられます。

受信者はNotionにログインせずワンクリックでステータスを書き戻せる(双方向)

標準連携の“双方向”がコメント返信止まりなのに対し、Kapselのリマインドメールには受信者が押せるボタンがあり、相手がワンクリックすると、その結果がNotionのステータスに書き戻ります。相手はログイン不要で「確認した/完了した」を返せ、送る側はNotionを見れば最新状態が分かります。SlackのReplyでは変わらなかったNotion本体のプロパティが、受信者の操作で前に進むのが違いです。

完了・入金済みのタスクにはそもそも送らない

標準のオートメーションは「どの変化を送るか」の設定が中心で、片付いたタスクへの送信を止める設計は手薄です。日付だけを条件にした自動化は、タスクが終わっていても通知を飛ばしがちで、「先日入金した相手に督促が届く」といった事故は信頼を損ないます。Kapselはステータスを見ているため、完了・入金済みになったタスクには送りません。片付いたものが自動で対象から外れる前提で設計されています。

💡 ポイント:社外への自動通知で一番怖いのは「払った相手への督促」です。『どの変化を送らないか』(完了・入金済みの除外)を標準で担保できるかは、外向き通知を選ぶうえでの重要な判断軸になります。

期限超過の督促/対象の絞り込み/定期便/送信記録/差し込み変数

標準連携では力技になりがちな運用面の要件にも、次の機能が対応します。

課題 対応する機能 効果
期限超過の督促を無人で回したい 期限超過の督促 期日を過ぎた分だけを対象に繰り返し追いかけを自動化
特定の担当者・ステータスだけ送りたい 対象の絞り込み 条件に合う相手だけに送り、通知過多を防ぐ
毎回手動で送るのが手間 定期便(スケジュール送信) 決めた頻度でまとめて自動送信
誰にいつ届いたか分からない 送信記録 送信履歴が残り、重複・漏れを防げる
相手ごとに文面を書き直す手間 差し込み変数 宛名・期日・金額などを差し込み文面を再利用

複数のNotionワークスペースをまたいで監視したい場合や、会社名・署名・ロゴといった差出人ブランディングを整えたい場合は、Proプランが対応します。料金は税込でFree ¥0/Standard ¥1,980/Pro ¥4,980です。無料プランは0円のまま使い続けられ、まず送信の流れを試すところから始められます。

始め方は次のとおりです。

  1. Free(¥0)で登録する:まず無料プランで送信の流れを試す。
  2. Notionのデータベースを接続する:期日・担当・ステータスを持つ対象のDBを接続する。
  3. 送信条件を決める:「期限超過のみ」「特定の担当者・ステータスのみ」「完了・入金済みは除外」など対象を絞る。
  4. 文面に差し込み変数を設定する:宛名・期日・案件名を差し込み、テスト送信で見え方を確認する。
  5. 定期便・督促を設定する:送信記録で届いたかを確認し、必要なら定期便で自動化する。

社外向けにクライアントと進捗を共有し確認を回収する運用は取引先・クライアントと進捗を共有する方法、共有と通知の違いの整理はNotionを外部共有したときに通知を社外へ届ける方法で掘り下げています。


使い分けの考え方: 社内はSlack、社外・非Notionユーザーはメール

Slack通知とメール通知は競合ではなく、宛先で役割が分かれます。無理にどちらかへ寄せず、相手に合わせて使い分けるのが現実的です。

宛先・場面 向く手段 理由
Slackを常用する社内メンバーへの共有 Notion標準のSlack連携 すでに開いているSlackにDB更新を流せる
Slackを開かない社内メンバーへの連絡 メール 通知の埋もれを避け、受信箱に残って後から見返せる
Slackを使わない社外クライアント・取引先 メール Slack/Notionアカウント不要で届く
期限超過の自動督促・完了除外が要る場面 メール(Kapsel等) 標準連携では組みにくい督促・除外を標準で持つ
受講者・顧客への予約/入金の確認 メール 相手にツール利用を求めず宛名差し込みで送れる

💡 ポイント:Slack連携は「社内のリアルタイム共有」に強く、メールは「確実な到達と社外・督促」に強い、と割り切ると設計がぶれません。社内はSlackで運用しつつ、Slackを開かない・社外・完了除外といった要件が出た部分だけメールで補うと、無理なく両立します。


よくある質問(FAQ)

Notionの通知がSlackに来ないのはなぜですか?

主な原因は3つです。個人の「設定→通知と設定→Slack通知」の連携が未設定、データベースのオートメーションのトリガー条件を満たしていない、そして通知が届くまで数分のタイムラグがあることです。加えて、Slack連携の設定にはフルアクセス権限が必要で、エンタープライズプランでは管理者の許可が要るため、権限不足で連携できていないケースもあります。

NotionとSlackの連携は無料でできますか?

Notion・Slackとも無料プランの範囲でSlack通知の連携やデータベースのオートメーションを設定できます。ただし、オートメーションの実行回数などはプランにより上限が異なる場合があり、エンタープライズでは外部連携に管理者の承認が必要なことがあります。詳細は各サービスの最新のプラン情報を確認してください。

Slackを開かない人にNotionの更新を知らせるにはどうすればいいですか?

Slack通知は相手がSlackを開いていることが前提のため、Slackをあまり見ない相手には埋もれて届きにくくなります。確実に気づいてほしい場合は、受信箱に残るメールが適します。Kapselは、Notionの期日・担当・ステータスを監視し、Slackを開かない相手にもメールで自動リマインドを送れます。

Notionの期限切れ(期日超過)タスクを自動でSlackに通知する方法はありますか?

標準機能だけでは組みにくい領域です。オートメーションのトリガーは「プロパティの変更」など変化が中心で、期日超過の判定に使う数式プロパティを直接トリガーにできないため、ボタン操作やGAS・Makeなどの外部ツールで日次チェックを回す力技になりがちです。期限超過の督促を標準で無人化したい場合は、Kapselのように期日・ステータスを監視してメールで督促する仕組みが選択肢になります。

NotionからSlackへの通知が多すぎるときはどう減らせますか?

まずデータベースのオートメーションのトリガー条件を見直し、「特定のステータスに変わったとき」など重要な変化だけに絞るのが基本です。標準機能のフィルタリングでは足りない場合、Make やGASで「特定条件のときだけSlackに送る」処理を挟む事例もあります。通知を『送らない』条件(完了済みの除外など)まで設計したい場合は、ステータスを条件にできる外向きの通知ツールが向きます。

Slackを使っていない取引先やクライアントにNotionの進捗を共有するにはどうすればいいですか?

標準の選択肢は、相手をSlackやNotionに招待して使ってもらうことですが、社外の相手に新しいツールの利用を求めるのは現実的でない場合が多いです。相手にツールを使わせず届けるなら、メールが向いています。Kapselは、相手のSlack/Notionアカウントなしで、進捗や期日をメールで自動的に知らせ、受信者のワンクリックでNotionに書き戻せます。詳しくはNotionを使わない取引先にリマインドを送る方法を参照してください。

NotionとSlackの通知にタイムラグ(遅延)はありますか?

はい、NotionからSlackへの通知は、更新した瞬間ではなく数分(約5分程度)遅れて届くことがあります。社内の非同期共有では問題になりにくい一方、締切直前の督促や当日確認のように即時到達が必須の連絡には、この遅延を前提にした運用が必要です。秒単位で確実に届けたい用途では、遅延仕様のある経路に依存しない設計が安全です。


補足・注記

  • 公開日:2026-08-09
  • NotionのSlack連携仕様について:本記事のSlack通知連携(設定→通知と設定→Slack通知)、データベースのオートメーション(トリガー・「Slack通知を送信」アクション)、Slack→Notion方向の連携(項目登録・リンクプレビュー)、通知のタイムラグ、権限・エンタープライズ制限に関する記述は、Notion公式ヘルプセンター(Slack と Notion、Database automations、Notification settings)の記載および執筆時点の挙動をもとにしています。メニュー名称・トリガーの選択肢・配信タイミング・権限要件は、Notion/Slack側のアップデートやプランにより変わる場合があります。
  • 外部ツールについて:Make・Google Apps Script(GAS)などの機能・料金・対応範囲は各サービスの提供状況により変わります。各公式情報をご確認ください。
  • Kapselの機能・料金について:本文中のKapselの機能・料金(税込:Free ¥0 / Standard ¥1,980 / Pro ¥4,980)は執筆時点で実装済みのものです。最新の情報は getkapsel.com をご確認ください。

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この記事について

Notionの通知ツール「Kapsel」が制作・運営しています。Notionの期日・担当・ステータスを監視し、Notionを使わない社外の相手にもメールで自動リマインドする個人開発のツールです。記事の内容は執筆時点の情報に基づきます。

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