Kapsel
使い方料金テンプレートブログEN
ログイン無料で始める

ブログ / 予約・来店の自動化

公開 2026年8月5日 ・ 約11分で読めます

Notionで見積・商談後の追客(フォローアップ)を管理して自動リマインドする方法|提案後の“追い忘れ”による失注を防ぐ、社内と見込み客への期日通知の仕組み

Notionの商談管理ボードを起点に、社内の営業担当と、Notionを使わない見込み客の双方へ期日リマインドをメールで届け、ワンクリックの応答でNotionのステータスが更新される追客フローのイラスト

この記事の要点(TL;DR)

  • 見積・商談後の失注は、商品力より「追客(フォローアップ)の追い忘れ」で起きることが多い。担当者が他案件に追われ、次のフォロー予定を覚えていられないのが構造的な原因。
  • Notionで商談DB(ステータス・次アクション日・確度・担当者)を設計すれば進捗は可視化できる。ただしNotion標準のリマインダーは「Notionを開いている本人」にしか届かず、見込み客本人には通知が届かない。
  • 追客の自動化は、社内担当者向け(フォロー予定日の通知)と社外の見込み客向け(本人へのメール)の2層に分けて設計すると整理しやすい。手段はNotion標準・Zapier/Make/n8n・GAS・専用ツールなど複数ある。
  • Kapselとは、Notionの期日・担当・ステータスを監視し、Notionを使わない社外の相手にもメールで自動リマインドを送り、受信者のワンクリックでNotionのステータスに書き戻す通知ツールです。受注・失注・入金済みには送りません。

見積を出したあと、商談で手応えがあったあと、次の一手を「あとで連絡しよう」と思ったまま日が過ぎ、気づけば競合に決まっていた——追客(フォローアップ)の遅れによる失注は、営業活動でよく起きる損失です。この記事は、見積・商談の提案後にフォローを忘れないよう仕組み化し、社内の営業担当と見込み客の双方へ期日リマインドを届ける方法を、第三者視点で客観的に整理します。

結論を先に述べます。追客は「担当者が思い出す」前提をやめ、Notionで進捗を可視化する層と、期日をトリガーに人へ通知する層を分けて設計すると安定します。通知は社内担当者と社外の見込み客で届け方が異なるため、そこを取り違えないことが要点です。


目次
  • 結論 — 追客は「思い出す」をやめ、可視化と通知を分けて設計する
  • 見積提出後、なぜ『追い忘れ』が起きるのか
  • Notionで追客を仕組み化する基本構成(商談・見積管理データベース)
  • 社内向け: 担当者への追客リマインドを自動化する
  • 社外向け: 見込み客への催促をKapselで自動化する(ここが独自の角度)
  • 受注・失注が決まったら通知を自動で止める(事故防止)
  • 定期便で滞留案件を週次棚卸しする
  • 送信記録で『言った言わない』を防ぐ
  • Kapselで追客リマインドを設定する3ステップ
  • 料金(Free / Standard / Pro)
  • よくある質問(FAQ)
  • まとめ
  • 補足・注記

結論 — 追客は「思い出す」をやめ、可視化と通知を分けて設計する

追客の失敗は、意思や熱意の問題というより、フォロー予定を人の記憶に頼っている設計の問題です。案件が増えるほど「次にいつ・誰に連絡するか」を全件覚えておくのは難しくなり、優先度の高い商談ほど後回しの隙間に落ちます。

このため、追客の仕組みは次の2層に分けて考えると整理しやすくなります。

層 目的 主に担うツール
可視化層(進捗を見える化する) 案件のステータス・次アクション日・確度・経過日数を一覧化し、担当者交代時も引き継げるようにする Notion(商談DB)/SFA・CRM
通知層(期日を人へ届ける) フォロー予定日が近づいた/過ぎたことを、社内担当者と見込み客本人へ自動で知らせる Notion標準通知/Zapier・Make・n8n・GAS/通知ツール

💡 ポイント:Notionで商談DBを整えるだけでは「見れば分かる」状態止まりです。誰かがそのDBを能動的に開かないと追客は始まりません。可視化と通知を切り分けると、「見に行くのを忘れて失注する」事故が減ります。


見積提出後、なぜ『追い忘れ』が起きるのか

追客の遅れは、特定の担当者の不注意ではなく、複数の構造的な要因が重なって起きます。ここでは代表的な3つを挙げます。

担当者は他の案件に追われ、フォロー予定を覚えていられない

営業担当は同時に複数の商談を抱えます。見積を出した直後は覚えていても、翌週には別の商談や納品対応が割り込み、「2週間後に再連絡」という約束は記憶から抜け落ちます。追客は締切が曖昧で、遅れても即座には誰にも叱られないため、明確な期日のあるタスクに比べて後回しにされやすい性質があります。結果として、確度の高い見込み客ほど「連絡が来ないので他社に決めた」という取りこぼしが起こります。

Notion標準のリマインダーは『Notionを開いている本人』にしか届かない

Notionには日付プロパティのリマインダーや@remind、データベースオートメーションによる通知があります。ただしこれらが届くのは、基本的にNotionアカウントを持ち、そのワークスペースにいるメンバーです。担当者がNotionを日常的に開いていれば気づけますが、通知はアプリ内やメールにまとまって届く挙動になりやすく、「開いていない時間帯の期日」は見落とされがちです。Notion標準通知の仕組みと限界は、Notionの期日を自動でメール通知する方法で詳しく整理しています。

見込み客はNotionを使っていないので、進捗確認や催促を届ける手段がない

追客のもう一方の相手である見込み客は、通常Notionを使っていません。商談DBの進捗を相手が見に来ることはなく、Notion標準のリマインダーはそもそも社外の見込み客を宛先にできません。このため「検討状況はいかがですか」という確認や、見積の有効期限が近いことの案内は、担当者が手作業でメールを打つしかない、というのが多くの現場の実情です。Notionを使わない相手への通知手段は、Notionを使わない取引先・クライアントにリマインドを送る方法で手段ごとに比較しています。

⚠️ 注意:「Notionに次アクション日を入れておけば安心」と考えると、見込み客側には何も届いていない、という行き違いが起きます。可視化と、社内・社外それぞれへの通知は別物として設計します。


Notionで追客を仕組み化する基本構成(商談・見積管理データベース)

追客を自動化する前提として、まずNotion側で「何を監視するか」を持たせておく必要があります。商談・見積を1レコード=1案件で管理するデータベースを用意し、次のプロパティを設計します。

ステータス・次アクション日・担当者・確度・受注予定月・見込み金額・連絡先のプロパティを持つNotion商談データベースと、フェーズ別ボードビューを表したイラスト

プロパティ 種類 役割
ステータス セレクト 見積提出済み/検討中/受注/失注 などの局面を表す
次アクション日(フォロー予定日) 日付 次にフォローする期日。リマインドのトリガーになる
担当者 ユーザー 社内の営業担当。誰に通知するかの宛先
確度 セレクト A(高)/B/C など。優先順位づけに使う
受注予定月 日付・セレクト 着地見込みの時期。予実管理に使う
見込み金額 数値 案件規模。追いかけの優先度に反映する
見込み客の連絡先 メール 社外の相手へ直接リマインドを送る宛先

ステータスプロパティ(見積提出済み/検討中/受注/失注)を分ける

ステータスは追客の起点になる最重要プロパティです。「見積提出済み」「検討中」「受注」「失注」のように局面を分けておくと、後述する自動リマインドの対象を「検討中だけ」に絞り込めます。ステータスが曖昧だと、受注・失注済みの相手にまで通知が飛ぶ事故の原因になります。局面ごとに列を分けたボードビュー(カンバン)にすると、どの案件がどこで止まっているかが一目で分かります。失注に倒れた案件は、ステータスを変えるだけで終わらせず、失注理由(価格・タイミング・競合・要件不一致など)を選択肢や自由記述のプロパティに残しておくと、後から傾向を振り返り次の提案に活かせるナレッジになります。

次アクション日・フォロー予定日をプロパティで持つ

「いつ次に連絡するか」を日付プロパティで持たせるのが、追客を仕組み化する核心です。商談後にその場で「1週間後」を入れておけば、期日が来たときに通知を出せます。逆に、このプロパティが空欄のまま放置される案件は、そのまま追い忘れの温床になります。運用ルールとして「ステータスを更新したら必ず次アクション日も更新する」を決めておくと、空欄が減ります。

担当者・案件フェーズを一目で把握できるビューにする

同じDBから複数のビューを作り、目的別に見え方を変えると運用しやすくなります。たとえば「フェーズ別ボード(ステータスで列分け)」「今週フォロー(次アクション日が7日以内)」「滞留(最終更新から14日以上動いていない)」の3ビューを用意します。担当者フィルタを「自分」にしておけば、各メンバーが自分の追客だけを確認できます。

💡 ポイント:商談前の準備(顧客情報・過去のやり取りの記録)と、商談後の記録(決定事項・次アクション)を同じDBに紐づけておくと、担当者が交代しても経緯を引き継げます。SFA/CRMを導入しなくても、Notionの1つのDBで案件の経過日数と進捗を可視化できます。


社内向け: 担当者への追客リマインドを自動化する

商談DBが整ったら、まず社内の営業担当が「フォロー予定日を見落とさない」仕組みを作ります。ここは複数の手段があるため、Kapselに限らず公平に整理します。

手段 概要 向き・不向き
Notion標準(リマインダー/オートメーション) 日付リマインダーや@メンションで本人・社内メンバーに通知 Notionを日常的に開くチームなら追加コストなしで使える。開かない相手には届きにくい
Zapier / Make / n8n Notion APIを起点に条件分岐してメール・Slack送信を自作 柔軟だが構築・保守が必要。実行回数課金(n8nは自前ホストで定額運用も可)
Google Apps Script(GAS) コードでNotion APIを叩き無料でメール送信 無料・自由だがエラー対応や仕様変更対応は自己責任
Slack / Google Calendar連携 期日をSlack通知やカレンダー予定として流し込む 既存の通知動線に乗せられる。双方向更新や社外送信には不向き
Notion特化の通知ツール 接続だけで期日メールを自動化 構築不要。対応範囲はツールにより異なる

社内の担当者リマインドに特化した設定手順は、Notionのタスクを担当者に自動リマインドする方法で詳しく扱っています。以下は、どの手段でも共通して設計すべき考え方です。

フォロー予定日が近づいたら/過ぎたら担当者にメールで知らせる

追客リマインドは「期日の何日前」と「期日超過」の2種類を用意すると漏れが減ります。次アクション日の1〜2日前に「そろそろフォローの時期です」と知らせ、期日を過ぎても対応がなければ再度知らせる、という二段構えです。SlackやNotion内に閉じず、担当者が確実に見るメールにも流すと、Notionを開いていない時間帯の期日を拾えます。

対象を絞り込む(検討中だけを対象にし、受注・失注は除外)

通知の対象は必ずステータスで絞り込みます。「検討中」の案件だけを対象にし、「受注」「失注」は除外することで、決着済みの案件に関する不要なリマインドが担当者に飛ぶのを防げます。絞り込み条件を「ステータス=検討中 かつ 次アクション日≦今日+2日」のように組むと、追うべき案件だけが通知されます。

期限超過の督促で『追い忘れの二重チェック』にする

期日前のリマインドを見落としても、期限超過の督促があれば二重のセーフティネットになります。「次アクション日を過ぎたのに、ステータスがまだ検討中のまま」の案件を毎朝拾って担当者に知らせれば、放置された商談が浮かび上がります。これは担当者本人が「自分で思い出す」前提を、仕組みで補う考え方です。

⚠️ 注意:社内向け通知を自作(Zapier/Make/GAS)する場合、定期実行にすると同じ案件へ毎回通知が飛びます。「送信済み」フラグや最終送信日をNotion側に持たせ、重複を除外するロジックを自分で組む必要があります。


社外向け: 見込み客への催促をKapselで自動化する(ここが独自の角度)

社内の担当者リマインドまでは、多くの追客記事やSFA/CRMが扱う領域です。しかし実際の失注は「担当者が思い出しても、結局こちらから連絡するのを先延ばしにした」結果でも起きます。ここで見落とされがちなのが、見込み客本人へ直接・自動でリマインドを届けるという角度です。

Notionの商談期日を監視し、社内の担当者と、Notionを使わない見込み客の双方へメールでリマインドし、受信者のワンクリックでNotionのステータスに書き戻す双方向の仕組みのイラスト

Kapselとは、Notionの期日・担当・ステータスを監視し、Notionを使わない社外の相手にもメールで自動リマインドを送り、受信者のワンクリックでNotionのステータスに書き戻す通知ツールです。受注・失注・入金済みには送りません。

Notionを使わない相手にもメールで直接届く

前述のとおりNotion標準の通知は社外の見込み客に届きませんが、Kapselのリマインドはメールで届くため、相手がNotionアカウントを持っていなくても、ログインなしで受け取れます。商談DBの「見込み客の連絡先」を宛先に、次アクション日や見積の有効期限をトリガーにして、「その後ご検討状況はいかがでしょうか」といった確認を自動で届けられます。担当者が一通ずつ手で打つ必要がなくなります。

受信者がワンクリックで返信・Notionのステータスに書き戻る(双方向)

Kapselのメールには、受信者がワンクリックで応答できるリンクが含まれます。見込み客が「検討中」「見送り」などをクリックすると、その結果がNotionのステータスへ書き戻ります。相手にとっては長文の返信を書く手間がなく、担当者にとっては返信内容をNotionへ手で転記する手間がなくなる、双方向の仕組みです。反応がそのまま台帳更新につながるため、追客の状況が常に最新に保たれます。

差し込み変数で『テンプレ感』を消す

一斉配信のような「テンプレ感」は開封率と返信率を下げます。Kapselの差し込み変数を使うと、宛名・会社名・案件名・見積金額・期日などをレコードごとに本文へ差し込めるため、一件ごとに手書きしたような個別化ができます。件名に相手の会社名や案件名を入れるだけでも、開封されやすくなります。

💡 ポイント:後追いメールは「売り込み」より「相手の検討を助ける情報提供」に寄せると嫌がられにくくなります。差し込み変数で相手の案件名や比較軸に触れつつ、相談導線(打ち合わせ日程など)を添える設計が有効です。段階を追うほど「比較軸の整理→よくある不安・懸念の解消→相談導線」の順で情報を厚くしていくと、初回から売り込み色の強い連絡にならずに済みます。段階別の督促・催促文面は入金催促メールの例文集の型も参考になります。

追客メールの文面は、局面ごとに用意しておくと使い回せます。以下はコピーして調整できる例です。目安としては、商談直後(当日〜翌日)→1週間以内→2〜3週間後(停滞期)と段階を追って接触し、それでも決まらず失注になった場合も、時期を空けて理由に応じた再アプローチをする、という段階設計で考えると整理しやすくなります。

商談直後・1週間後・2〜3週間後と段階を追って追客し、受注・失注が決まった案件には自動で送らなくなる、追客カデンス(頻度設計)を表したイラスト

見積送付後・当日〜翌日(お礼+次アクションの明示)

件名: 【{{会社名}}様】お見積りの件({{案件名}})

{{宛名}} 様

本日はお時間をいただきありがとうございました。
先ほどお送りしたお見積り({{案件名}}/{{見込み金額}})について、
ご不明点があればいつでもご連絡ください。

次回、{{次アクション日}}ごろに改めてご状況を伺えればと存じます。

1週間後・比較軸の整理(急に売り込まない情報提供)

件名: {{案件名}}のご検討状況について({{会社名}}様)

{{宛名}} 様

先日のお見積りについて、その後ご検討はいかがでしょうか。
判断の材料として、よくご質問いただく比較のポイントを整理しました。
ご不明な点は、下記からワンクリックでお知らせいただけます。

2〜3週間後・停滞期(有効期限の案内と相談導線)

件名: 【期限のご案内】{{案件名}}お見積りの有効期限について

{{宛名}} 様

{{案件名}}のお見積りは{{期日}}まで有効となっております。
ご継続検討の場合も、いったん見送りの場合も、
下のボタンからお知らせいただければこちらで対応いたします。

受注・失注が決まったら通知を自動で止める(事故防止)

追客の自動化で最も避けたいのが、すでに受注・失注が決まった相手に催促が飛ぶ事故です。「先日発注した相手に『ご検討状況はいかがですか』と届く」「他社に決めたと伝えた相手に督促が続く」といった誤送信は、信頼を損ないます。

Kapselはステータスを見ているため、受注・失注・入金済みになった案件には送りません。ステータスが「受注」や「失注」に変わった相手は自動的に送信対象から外れる設計で、日付だけを条件にした自作の自動化で起きやすい「決着済みへの誤送信」を、フラグ管理を自分で作らずに防げます。

条件 追客メールの送信
ステータス=検討中/見積提出済み かつ 次アクション日が到来 送る
ステータス=受注 送らない
ステータス=失注 送らない
入金済み 送らない

⚠️ 注意:決着済みの相手への催促は、それまで積み上げた関係を一度で壊しかねません。追客を自動化するときこそ、「受注・失注・入金済みには送らない」除外条件が機能として備わっているかを確認します。この“送らない”制御は、多くの追客解説記事で触れられない盲点です。

なお、追客で受注した後は請求・入金の督促フェーズへ地続きでつながります。受注後の回収まで見据える場合は、請求リマインドを自動化する方法や、フリーランス・小規模事業の入金管理をまとめた報酬・入金管理のハブ記事も合わせて設計すると、追客→受注→入金までを一気通貫の期日通知として運用できます。


定期便で滞留案件を週次棚卸しする

個別のリマインドとは別に、週次で「止まっている案件」をまとめて振り返る仕組みがあると、追い忘れの発見が早まります。担当者が「自分で棚卸しを思い出す」前提だと、忙しい週ほど飛ばされがちだからです。

Kapselの定期便を使うと、たとえば毎週月曜の朝に「検討中のまま14日以上動いていない案件の一覧」を担当者へ自動配信できます。ダイジェストとして受け取れば、埋もれていた商談を拾い直すきっかけになります。Notion側で「滞留ビュー」を作っておき、その内容を定期便として届ける、という組み合わせが実務的です。定期便(繰り返し通知)の設定は、Notionの定期タスクを自動通知する方法でも解説しています。

💡 ポイント:滞留の判定は「最終更新日からの経過日数」で持つと精度が上がります。ロールアップやフォーミュラで経過日数を算出し、閾値を超えたものだけを週次ダイジェストの対象にすると、棚卸しの手間が減ります。


送信記録で『言った言わない』を防ぐ

追客が長引くと、「いつ・誰に・どんな連絡をしたか」が分からなくなり、二重連絡や、逆に「連絡したつもりで実は送っていない」抜けが起きます。担当者交代時にも、過去のやり取りが追えないと引き継ぎが滞ります。

Kapselは送信記録を残すため、各案件について「いつ、どの相手に、どのリマインドを送ったか」を後から確認できます。手作業の催促では記録が個人のメール送信履歴に散らばりがちですが、Notionの案件に紐づいた送信記録があれば、対応の履歴が一箇所に集約され、属人化を防げます。


Kapselで追客リマインドを設定する3ステップ

Kapselの追客リマインドは、大きく3ステップで設定できます。API・GAS・Zapierの構築は不要で、Notionを接続するだけで使えます。

Notion連携(2分)

  1. Kapselに登録する(無料プランは0円のまま利用できます)
  2. 監視したい商談・見積管理データベースをKapselに接続する
  3. 接続を許可し、対象データベースを選ぶ

監視するデータベース・プロパティを選ぶ

  1. トリガーにする日付プロパティ(次アクション日/フォロー予定日/見積有効期限など)を指定する
  2. 監視するステータスプロパティ(見積提出済み/検討中/受注/失注)を指定する
  3. 見込み客へ直接送る場合は、宛先となるメールのプロパティを指定する

対象の絞り込みとメール文面(差し込み変数)を設定する

  1. 送信対象を絞り込む(例:ステータス=検討中、次アクション日≦今日+2日)
  2. 受注・失注・入金済みを送信対象から除外する条件を確認する
  3. メール本文に差し込み変数(宛名・会社名・案件名・見込み金額・期日など)を設定する
  4. 期日前リマインド・期限超過の督促・週次の定期便の要否を設定する
  5. テスト送信で内容を確認し、有効化する

設定手順の詳細は使い方ガイドにまとめています。社内担当者向けと見込み客向けを別々のリマインドとして設定すれば、1つの商談DBから2層の追客を同時に回せます。


料金(Free / Standard / Pro)

料金は税込表示です。無料プランは0円のまま継続して利用できます。

プラン 月額(税込) 主な範囲
Free ¥0 基本的な自動リマインドを試せる
Standard ¥1,980 継続運用向け
Pro ¥4,980 複数Notionワークスペース/差出人ブランディング(会社名・署名・ロゴ)

各プランの詳細は料金ページを参照してください。


よくある質問(FAQ)

見積もり後、何日で追客(フォローアップ)メールを送るべき? 一般的には、まず当日〜翌日にお礼と次アクションの明示、1週間以内に検討状況の確認、2〜3週間後に見積有効期限の案内、という段階的な設計が使われます。相手の検討サイクルによって最適なタイミングは変わるため、次アクション日を案件ごとに持たせ、期日が来たら自動で知らせる運用にすると、機械的な一律送信を避けつつ追い忘れも防げます。

営業の後追いメールはしつこいと思われない?どのくらいの頻度が適切? 売り込みを繰り返すとしつこく感じられますが、「相手の検討を助ける情報提供」に寄せた連絡は嫌がられにくい傾向があります。頻度は段階的に間隔を広げ(例:翌日→1週間→2〜3週間)、相手が「見送り」を選べる導線を用意すると、押し付けになりません。ワンクリックで状況を返せる仕組みにしておくと、相手の負担も減ります。

失注した案件にはいつ・どうやって再アプローチすればいい? 失注時に理由(価格・タイミング・競合・要件不一致など)をNotionに記録しておき、状況が変わりそうな時期(次年度の予算期、契約更新期など)に再度連絡する設計が有効です。失注理由をナレッジとして蓄積すると、次の提案の改善にも使えます。再アプローチの通知も、受注予定月や更新月を日付プロパティに持たせておけば、期日到来時に自動で拾えます。

Notionの標準リマインダーで商談・見積の追客管理はできる? Notionの日付リマインダーや@remindは、Notionアカウントを持つ本人・社内メンバーへの通知には使えます。ただし通知はNotionを開いている人向けで、社外の見込み客本人には届きません。社内の担当者リマインドはNotion標準やオートメーションで組めますが、見込み客への直接通知や、受注・失注時の自動停止まで含めるなら、外部の通知手段を併用する形が現実的です。

SFAを導入しなくてもNotionだけで追客のタスク管理はできる? ステータス・次アクション日・確度・受注予定月・見込み金額といったプロパティを持つ商談DBを作れば、Notionだけでも案件の進捗・経過日数の可視化や担当者交代時の引き継ぎは可能です。SFA/CRMほどの分析機能はありませんが、小規模な営業であればNotionのビューとフィルタで十分に運用できます。通知の自動化は別途、Notion標準や外部ツールで補います。

見込み客がNotionを使っていない場合、進捗確認や催促はどう届ければいい? Notion標準の通知は社外の相手に届かないため、Notionの情報をトリガーにメールを送る仕組みが必要です。Zapier/Make/GASで自作する方法のほか、Kapselのように接続だけで見込み客本人へメールを送り、ワンクリックの応答をNotionへ書き戻す方法があります。手段ごとの比較はNotionを使わない相手にリマインドを送る方法を参照してください。

受注・失注が決まった案件に誤って追客メールが送られないようにするには? 送信条件にステータスを含め、受注・失注・入金済みを除外することが重要です。日付だけを条件にすると、決着済みの相手にも通知が飛ぶ事故が起きます。Kapselはステータスを監視し、受注・失注・入金済みには送らない設計のため、決着済みの案件への誤送信を仕組みとして防げます。


まとめ

  • 見積・商談後の失注は、商品力より「追客の追い忘れ」で起きやすい。原因は、フォロー予定を担当者の記憶に頼る設計にある。
  • Notionで商談DB(ステータス・次アクション日・確度・受注予定月・見込み金額・担当者)を設計すれば進捗は可視化できるが、Notion標準の通知はNotionを開く本人向けで、見込み客本人には届かない。
  • 追客の通知は、社内担当者向け(フォロー予定日の期日前・期限超過リマインド)と、社外の見込み客向け(本人へのメール)の2層に分けて設計する。手段はNotion標準・Zapier/Make/n8n・GAS・専用ツールなど複数あり、要件で選ぶ。
  • 受注・失注・入金済みには通知を自動で止める事故防止、週次の滞留案件の棚卸し、送信記録による履歴の一元化まで含めると、追客は属人化せず回る。
  • Kapselは、Notionの期日・担当・ステータスを監視し、社外の見込み客にもメールで自動リマインドを送り、ワンクリックの応答をNotionへ書き戻します。受注・失注・入金済みには送りません。無料プランは0円から試せます。

追客を「思い出す作業」から「仕組みが知らせてくれる状態」に変えると、提案後の取りこぼしは減らせます。まずは使い方ガイドで設定の流れを確認できます。


補足・注記

  • 本記事の公開日は2026-08-05です。
  • Notionの機能(日付プロパティのリマインダー、@remind・@メンション、データベースオートメーションによる通知の宛先範囲、ビュー・フィルタ・ロールアップ・フォーミュラ)に関する記述は、Notionの公式ヘルプおよび公式ドキュメントで公開されている仕様を一次情報として参照しています。仕様はNotion側の更新により変わる場合があるため、実際の設定時に最新の公式情報を確認してください。
  • Zapier / Make / n8n / Google Apps Script / Slack / Google Calendar など外部ツールの機能・料金・対応範囲は各サービスの提供状況により変わります。導入前に各公式情報をご確認ください。
  • Kapselの機能(監視対象=期日・担当・ステータス、社外へのメール自動リマインド、ワンクリックでのステータス書き戻し、受注・失注・入金済みの除外、期限超過の督促・対象の絞り込み・定期便・送信記録・差し込み変数、Proプランの複数ワークスペース・差出人ブランディング)および料金(税込:Free ¥0/Standard ¥1,980/Pro ¥4,980)は、いずれも執筆時点のものです。最新の内容は料金ページおよび使い方ガイドを参照してください。

Notionの期日を、社内にも社外にも自動で。まずは無料プランからお試しください。

無料で始める

使い方を見る ・ 料金プランを見る

関連記事

予約・来店の自動化ノーショーを減らすリマインドチェックリスト|サロン・クリニック・教室向け予約運用の点検15項目2026年8月4日 ・ 約14分
予約・来店の自動化予約・来店の確認メールを自動化する方法|サロン・教室・治療院のノーショー対策2026年8月3日 ・ 約13分
Kapsel

この記事について

Notionの通知ツール「Kapsel」が制作・運営しています。Notionの期日・担当・ステータスを監視し、Notionを使わない社外の相手にもメールで自動リマインドする個人開発のツールです。記事の内容は執筆時点の情報に基づきます。

← ブログ一覧へ · トップへ

Kapsel
Notionのデータベースから、相手へ。
Not affiliated with, or endorsed by, Notion Labs, Inc.
© 2026 Kapsel
使い方 · 料金 · テンプレート · ブログ · 利用規約 · プライバシーポリシー · 特定商取引法に基づく表記